十二国記・赤子鳳声
The Twelve Kingdoms
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場面1
物語
 中嶋陽子は、どこにでもいる平凡な女子高生だった。ある日、“ケイキ”と名乗る金髪の青年が現れ、さらには異形の獣たちが襲ってくるまでは。
 ケイキは陽子を主と呼び、見知らぬ異世界へと連れて行く。そこは、十二人の王と十二頭の麒麟によって治められる十二の国々からなる不思議な世界だった。
 この世界はどこなのか。なぜケイキは自分をこの世界に連れてきたのか。そもそも、なぜ自分は妖魔と呼ばれる奇怪な獣たちに追われているのか。
 異世界にたどり着くなりケイキとはぐれてしまった陽子は、数々の疑問を抱えたまま、生き延びるため、見知らぬ世界での厳しい戦いを始めるのだった……。

舞台設定
 陽子が迷い込んだ『十二国』の世界。そこは我々の住む地球上には存在しておらず、『蝕』と呼ばれる現象によってのみ、日本とつながっている。
 ここでは、神々が住まうという五山を戴く黄海の地を、慶、奏、範、柳、雁、恭、才、巧、戴、舜、芳、漣の十二の国々の、幾何学模様のような形の国土がぐるりと取り囲んでいる。
 それぞれの国には、その国を治める王と、それを補佐する麒麟がおり、霊獣である麒麟が天啓によって王を見いだし、玉座に据える。そしてその王は、天啓ある限り不老不死となって国を治め続ける。その国民たちは、里木と呼ばれる木になる実である卵果から生まれてくる。
 まさに、おとぎ話に出てくるような異様な世界。それが『十二国』の世界なのだ。
十二国図
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場面2
作品紹介
《十二国記》の原作小説は、『屍鬼』や『黒詞の島』などでミステリ/ホラー界に絶大な人気を誇る小説家:小野不由美が、1992年から書き続けている壮大なスケールの異世界ファンタジーである。

 一方、アニメ版「十二国記」は、監督に「超GALS 寿蘭」の俊英、小林常夫、シリーズ構成/脚色に「機巧奇傳ヒヲウ戦記」「南海奇皇(ネオランガ)」などの會川昇、キャラクター原案には原作のイラストでもファンにはお馴染みの山田章博と、才能溢れるスタッフが集結、原作の持つスケール感をそのままに、迫力ある映像化に取り組んでいる。

 見てから読むか、読んでから見るか。いずれにしても《十二国記》の持つ魅力はあなたを虜にするはずだ。

《十二国記》原作リスト(2002年6月現在)
  『月の影 影の海』
『風の海 迷宮の岸』
『東の海神 西の滄海』
『風の万里 黎明の空』
『図南の翼』
『黄昏の岸 暁の天』
『華胥の幽夢』
『魔性の子』《十二国記》外伝(新潮文庫)
以下続刊……
  (『魔性の子』以外は全て講談社文庫および講談社X文庫ホワイトハート)

原作


 

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